7/27 PASSIONと偶然と想像
昼にクリニックに薬と診断書をもらいに行ってから、早稲田松竹で「PASSION」と「偶然と想像」を観た。
「PASSION」は初めて観て、すごく好きだった。特に本音を言い合うゲームをするシーン。自分としてはトモヤの気持ちはよく分かって、多分ずっと頭で考えながら生きてきて、でもどうにもならないモヤモヤとかがあって、このゲームでその壁をぶち壊そうとしたんだと思う。はたから見たら不道徳とか意味不明とか言われるかもしれないけど、そんなことは重要じゃなくて、トモヤはすごくまじめだった。
タケシは心で生きてきた人間だけど、トモヤの真剣さを理解するシーンでこいつのこと大好きになった。そうなんだよ。マジなんだよ。
適当にいいとされてるとこに乗っかって生きてる人が嫌いだ。まあそういう風潮の社会が悪いんだけど。嫌いは言いすぎたよ、ごめん。
「偶然と想像」は二回目で、最初観たときには思わなかったことに色々気付いた。メイコがカズのことだって気付いたタイミングとか、ウイルスはコロナのこと意識してるのかなとか、苗字が変わって誰かわかんなくなるの女性だけだよなとか。
何度見ても、すっごく繊細なものを丁重に取り扱ってる感じの映画だなって思う。シューマンの曲良すぎる。
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一映画一映画一曲
「PASSION」
「偶然と想像」
シューマン「見知らぬ国」