7/28 マインドフルネスってこういうことかも
いつだって頭の中はぐちゃぐちゃで、ずっと気をそらしながら生きてきた。その日その日は長いカレンダー上の1マスでしかなくて、そういうもんなんだと思ってた。毎日焦燥感があった。
最近「今ここ」っていう感覚を知って、これってマインドフルネスと同じことなのかと思った。その瞬間のことのみに集中する手段としてマインドフルネスにおける瞑想があるんじゃないか。
音楽とか娯楽とかって、全部「今ここ」から気をそらすためのものでしかないのかもしれない。というか「今ここ」のことだけをずっと考えてたら頭おかしくなっちゃいそう。
映画とかドラマとか見ると影響されてしまうけど、それって「今ここ」からは最も遠い状態な気がする。娯楽として消化できない。思考が入り込んでくる。
でも一度澄み切ったようになっても、なにか心配事があるとすぐに心はまた荒れてしまう。これは俺がADHD傾向にあることに関係してるのかな。
生きていくのむずすぎる。こういう考えはすぐに自己憐憫につながりそうでいやだ。でも実際みんなどうやって生きてるんだ?
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一動画一曲
「マインドフルネス基礎編」
7/27 PASSIONと偶然と想像
昼にクリニックに薬と診断書をもらいに行ってから、早稲田松竹で「PASSION」と「偶然と想像」を観た。
「PASSION」は初めて観て、すごく好きだった。特に本音を言い合うゲームをするシーン。自分としてはトモヤの気持ちはよく分かって、多分ずっと頭で考えながら生きてきて、でもどうにもならないモヤモヤとかがあって、このゲームでその壁をぶち壊そうとしたんだと思う。はたから見たら不道徳とか意味不明とか言われるかもしれないけど、そんなことは重要じゃなくて、トモヤはすごくまじめだった。
タケシは心で生きてきた人間だけど、トモヤの真剣さを理解するシーンでこいつのこと大好きになった。そうなんだよ。マジなんだよ。
適当にいいとされてるとこに乗っかって生きてる人が嫌いだ。まあそういう風潮の社会が悪いんだけど。嫌いは言いすぎたよ、ごめん。
「偶然と想像」は二回目で、最初観たときには思わなかったことに色々気付いた。メイコがカズのことだって気付いたタイミングとか、ウイルスはコロナのこと意識してるのかなとか、苗字が変わって誰かわかんなくなるの女性だけだよなとか。
何度見ても、すっごく繊細なものを丁重に取り扱ってる感じの映画だなって思う。シューマンの曲良すぎる。
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一映画一映画一曲
「PASSION」
「偶然と想像」
シューマン「見知らぬ国」
7/26 わたしは最悪。 ロングバケーション
夕方にふと思い立って「わたしは最悪。」を見に行った。主人公は仕事も男も変化を求めずにはいられなくて、気づけば30歳になる。自分としてはそういう生き方を否定したくはないんだけど、それってやっぱり、捨てられる側の気持ちを知らないからそういえてるだけなのかもしれない。
人生100年時代とか言って全然長いと思ってたら、急に死んじゃうこともあって、それってすごく悲しい。って他人には思うけど、自分だったら意外とへっちゃらかもとか思う日もある。わかんないけど。
気分で映画見に行ったせいで疲れて帰って寝ちゃって、課題を出しそびれた。めっちゃ内容考えてたから落ち込んじゃった。晩御飯食べなくて、薬も飲まなくて、でもこのまま一日終わらせたくないから、YouTubeで見つけたロンバケを見ていた。
南は30歳で、ちょっとだけ「わたしは最悪。」と被った。でも正直ロンバケが圧倒的に面白すぎた。
なんか恋愛って勢いでいいんだろうな。わかんないけど。散々失敗して、一応の正解らしきものを辿っていくことしかできない。その前に死にたくないなあ。
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一映画一ドラマ
「わたしは最悪。」
7/25 スリーピングタイムパーデイ
今日から月曜は全休だった。嬉しすぎ。
でも一応昼には大学に来て、作業とかした。身体の命ずるままに生きることを当面の目標にしてるけど、やっぱり人の目があるとなかなか難しい。眠くなっても突っ伏して寝ることには抵抗があって、目をつむるなどして耐えた。
帰宅したのが18時とかだったけど、眠くなったので寝てしまった。そしたら起きたのが22時半。これまでの自分なら後悔してたんだけど、今の自分はありのままに受け止めることが出来る。あまり舐めるなよ。
そこから色々やって1時になって、結局また眠くなって寝てしまった。総睡眠時間でいうと多分10時間ぐらい寝ちゃってて、さすがに欲望のままに動くことにも問題あるなって思った。
多分惰性で寝つづけないことと、夜はどう頑張っても起きれないことが重要なんだと思う。
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一映画一曲
「ゲルハルトリヒター・ペインティング」
スーパーカー 「Strobolights」
7/24 中学同期と東京で会うこと
中学の同期がライブで東京に来てたので、初めてこっちで会った。割と久々に会ったんだけど、違和感は全くなかった。
当たり前なんだけど大学生活での変化って大きくて、四人とも全然違う方向性に進んでいる。でも普通に生きてると似たような人種と関わってしまいがちだから、こういう全然違うやつと話せて嬉しい。
こいつらなら、思想が違っても別に分かってほしいとは思わなくて、それが真の友人ってことなんだろうか。
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一映画一曲
「こちらあみ子」
吉田拓郎 「全部抱きしめて」
7/23 クリスト・パンケーキ・ウインナーコーヒー
今日は 21_21design sightに行ってクリスト&ジャン・クロード展を観た。ほんとなら別で感想書きたいんだけど、正直そこまで濃密でもなかったので簡単に書きます。
主な内容は2021年に行った凱旋門の作品についてだった。彼らのことよく知らない状態で見にいったんだけど、見ていて率直に思ったのは、彼らのアート作品というよりひとつのイベント、プロジェクトだなってこと。彼らの発想に基づいて多くの人間が動いて、作品は完成する。
準備期間には生地の開発から構造の検討、耐火性や耐雨性、耐久試験など膨大な作業がある。それに数年かかって、いざ梱包を始めると、その過程もショーとして面白くて、見物人がめちゃくちゃ集まってた。だってこんなの観れるの一生に一度だもんね。
やってることはすごくシンプルで、小難しい意図とかイデオロギーとかを感じさせないんだけど、この規模で既存の構造物をハックするという行為はそこらのどんなアートとか建築より心に残る衝撃を残すと思った。短期間で撤収されるのも、イベント性を高めている。
そこらの人に、いままで見たことある現代アート作品は何ですか?と聞いたらなんて答えるんだろう。アートに興味のない、接点のない人々にいかに訴求していくか。
彼らの作品は美術館に映え目的で来てるやつが云々みたいな、そんな低レベルな訴求の仕方じゃなくて、もっと開かれてて、かつ全員に心からすげえって思わせるものだろう。
その後カフェに行ってパンケーキを食べてウインナーコーヒーを飲んだ。どっちもちゃんとしたものは初めて口にしたんだけど、めちゃ美味しくて満足。一緒に行った人と3時間ぐらい話し込んでしまった。
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一展覧会一曲
「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」
Queen 「Seven Seas Of Rhye」
7/22 蝉、見た目は無理だけど愛してるよ
今日は記念すべき課題提出の日。提出はできてないけど全く落ち込まずにいられることが最高にハッピー。
椅子に座って作業していると、ガラスを突き抜けて蝉の声が聞こえる。お前ら見た目はちょっと無理だけど鳴き声は最高にイケてるよ。
18時から学年主任と面談して、ある程度考慮してもらえるようになった。今は完全に身体が嫌だって言ったことはできないから、そこをどうマネジメントして来週までに作り上げるかが肝だな。ただ身体に嘘をつくことはもうしないことだけは確かだと思う。
飯が美味しい。字を書くのが楽しい。生きてるって感じするぜ。
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一冊一曲
「うつの効用」